11月25日、当社の安全対策の一環としてVRを利用した安全体感トレーニングを行いました。実際に普段の現場にいるかのような感覚で実際の作業内容に沿った現実的なシナリオで実際に起こりがちな事故をを仮想体験する事ができ、体験者自身の行動による事故を経験する事で、現場で起こり得る労働災害対策に役立たせていただきました。清本鐵工安全管理室様より関連する一式の機材等をご準備いただきました。ありがとうございました。





歩行中・自転車運転中の災害体験や開口部周りの危険体験といったコンテンツが数種類あり、恐怖レベルの高い体験ほど身体が前のめりになったり、転送しそうになったりと体験者本人が思わず声を発してしまうほどの恐怖の体験をすることができました。





全国で令和3年度の労災発生状況は新型コロナ感染症への罹患による労働災害を除くと、死亡者数が最も多かったのは「墜落・転落」で全体の25%を占めているようです。同様に死傷者数で最も多かったのは「転倒」(全体の23%)。次いで腰痛など「動作の反動、無理な動作」、「墜落・転落」と続いており、年齢別では60歳以上が全死傷者数の約4分の1を占めるそうです。当社としてもこのような訓練を定期的におこなうことで、転倒や腰痛による労働災害を防止するための啓発活動を強化し、さらなる自主的な安全衛生活動の定着などを図っていきたいと思います。